ITリテラシーの重要性
コロナウイルスが発端となったニューノーマルの時代となり、テレワークやオンライン商談の増加がしてきました。
また、飲食店においても注文を自身のスマートフォンで行う時代となり、DX(デジタル・トランスフォーメーション)化も進んできています。
ニューノーマル時代になり、必要となるのは、「ITリテラシー」の向上です。
~今回ご案内する内容~
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【Topic1】ITリテラシーとは
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【Topic2】ITリテラシーが低いことによるデメリット
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【Topic3】ITリテラシーを高めるには
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ITリテラシーとは
ITリテラシーとは単なるPCの操作方法などではなく、ITをビジネスの問題解決に役立てたり、事業や業務を効果的に遂行したりする能力(知識、技能、活用力)のことです。
ITリテラシーを構成する3つの側面があります。
- 情報基礎リテラシー
正しい情報を見抜き活用できる能力となります。 - コンピュータリテラシー
PCやスマートフォンなどのデバイスやアプリケーションを操作する能力や知識となります。 - ネットワークリテラシー
ネットワークやセキュリティに関する技術的な知識を理解し活用する能力や利用する上でのモラルになります。
ITリテラシーが低いことによるデメリット
今日、ITリテラシーが低い(欠如している)人は、ビジネス上での効率低下やトラブルの発生、そして個人の生活にも問題が起き得るのが実情です。
反対にITリテラシーを高めることで、リスクを回避し、メリットを得ることができます。
具体的なデメリットとして、以下のような例があります。
- 生産性の低下
ITを業務に活用し、業務の効率化、生産性向上を図るデジタル化、IT化の妨げになります。 - ニューノーマルへの移行停滞
ツールや仕組みをうまく活用できず、ニューノーマルへの移行を阻害することがあります。 - セキュリティインシデントの発生(情報漏洩の可能性)
情報の重要性の確認、信憑性の検証といったスキル。
また情報の重要性の認識と慎重な取り扱いはセキュリティインシデントの予防には欠かせないものです。 - SNSの炎上
TPOやモラルが守れずに炎上に繋がってしまうケースがあります。
炎上により、個人や企業が特定されることがあります。
ITリテラシーを高めるには
従業員のITリテラシーを高めるには、以下のようなことが考えられます。
- ITリテラシーの重要性の理解
ITリテラシーが低いことによるデメリットを周知することで、重要性を理解することができると考えられます。 - ITリテラシーの研修
ITリテラシーの概念や仕事に関するコンピュータリテラシーについては、研修による学習が効率的であると考えられます。 - IT関連の資格試験
試験により、理解度を図ることができます。
例:「ITパスポート」「情報セキュリティマネジメント試験」 - ICT環境の整備
日常的にITツールや情報に積極的に触れることで、知識を得たり、活用できたりします。