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身体がインターネットにつながる「IoB」とは

いつも弊社サービスをご利用いただき誠にありがとうございます。
ケイティケイソリューションズ 松尾です。

立夏を過ぎて、暦の上ではもう夏を迎えておりますが、肌寒い日や気温が高い日などがあり、
服装選びにも悩む日々が続いております。

さて、今回のメールマガジンは「身体がインターネットにつながる」技術「IoB」についてご案内いたします。

~今回ご案内する内容~
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【Topic1】IoBとは
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【Topic2】IoBの活用事例
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【Topic3】IoBが抱える課題とは
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【Topic1】IoBとは

IoBとは、「Internet of Behavior」もしくは「Internet of Bodies」の略語で、人の行動をデジタルで追跡する技術のことです。

「Internet of Behavior」は、「行動のインターネット」や「振る舞いのインターネット」と呼ばれており、
購入履歴などからおすすめの商品を紹介するシステムなどが該当します。

「Internet of Bodies」は人間とインターネットをつなげる技術でスマートウォッチにように装着したり、
体に埋め込むペースメーカーもInternet of Bodiesのひとつとなります。

2020年頃から新型コロナウイルスの流行により、体温の測定、位置情報などによる行動の制限などが起こり、
世界で注目されるものとなっています。

【Topic2】IoBの活用事例

【顔認識システム】
多くの場面で見ることになってきた顔認証システムもIoB技術となります。
スマートフォンを顔認証でロックを解除したりと現在では当たり前に導入されているものとなります。

【熱中症などへの対策】
スマートウォッチなどを利用し、人の体温や発汗などの身体データをもとに熱中症に対する警告を出したり
水分補給や休息をとるように指示を出したりすることができます。
作業現場ではこういった取り組みにより、熱中症などによる事故を未然に防ぐことが可能となります。

【一人作業での急変時の対応】
周りに人がいない状況で作業者に異常があれば、重大な事故などが発生する可能性が高くなります。
そのようなことがないように体温の監視や心拍数などから作業者に異常がないかを検知するために活用されたりもしています。

【Topic3】IoBが抱える課題とは


【プライバシーやセキュリティ】
便利な反面、IoBでは多くの個人情報を取り扱うことなりますので自分の健康状態や口座情報等、
より一緒のセキュリティに対する対応な知識が必要となってきます。

【機器のメンテナンス】
現在はスマートウォッチなどは故障しても交換などの融通がききますがこの先、体に埋め込むIoB機器の
登場が予測されており、埋め込みの機器が故障した際に一度取り出して、交換など身体の負担が大きくなります。
そういった部分での課題があるため埋め込みデバイスのトレンド化はまだまだ、先なのかもしれません。

【サイバー攻撃への対応 】
IoBはデバイスをインターネットにつなぐため、当然、サイバー攻撃への対応が必要となります。
IoBではより多くの個人情報を扱うため、情報漏洩への対策、意図せぬ動作で人の命に係わるような事態も避けれません。
IoBを販売する企業も可能な限り攻撃されないようなデバイスの開発も進められている状況です。
いずれ安心して利用可能なデバイスが登場してくるものと思われます。

しかしながら、IoBが発展することにより自宅に居ながら病気の早期発見や遠方に暮らす、
家族の安否確認など便利な未来が訪れる可能性もあります。

今後IoBの普及のために故障などのリスクへの対処法やガイドラインの制定、
法律などの制定などが必要なってくると思われます。

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